測定ゲージ・治具製作
測定ゲージ・治具・検査治具の製作なら中央測範にお任せください
- 「製品・部品の量産時の品質検査に時間がかかっており、精度もあまり良くない…」
- 「今の体制では熟練した検査技能士しか精度の測定ができないので、なんとかしたい…」
- 「外注先や海外工場とは品質検査の方法が統一されていないので、精度のバラつきが出る懸念がある…」
以上のような製品・部品の品質検査に関するお悩み・お困りごとはありませんか?
弊社ではお客様のニーズを詳しくヒアリングしたのちに、精度の向上・効率化に役立つ精密測定ゲージ・治具・検査治具を製作いたします。
現在、製品・部品の品質検査でお悩みの方は、ぜひ一度中央測範までお気軽にご相談ください。
目次
測定ゲージとは
測定ゲージとは、製品や部品の製造過程で品質検査を簡便にするために用いられる測定器のことです。単にゲージと呼ばれることもあります。
ノギスやマイクロメーター、あるいは三次元測定機などの汎用的な測定機器とはちがい、測定ゲージを使えば、対象の部品をセットして簡単な操作をするだけで、良品・不良品の選別がおこなえます。
弊社では、測定ゲージのなかでも特定の製品・部品の検査に最適化された、精密測定ゲージの特注製作を主に手がけています。
治具・検査治具とは
まずは治具(じぐ・JIG)の意味からご説明しましょう。
治具とは、さまざまな製品を加工・組み立てる際に使用する補助具のことです。
治具は、もともとは加工や組み立ての際に部品がズレないように固定する道具のこと指していましたが、日本ではより広い意味で用いられています。
そして検査治具とは、部品の固定だけでなく寸法・角度・形状などをチェックする機能も備えた治具のことです。
汎用的な測定機器とちがって部品をセットするだけで簡単に品質検査ができるという点では測定ゲージと変わりありません。
測定ゲージ・検査治具のメリット
汎用的な測定器では品質検査が難しい部分もチェックできるようになる
たとえば、以下のような箇所はノギスやマイクロメーターなどの汎用的な測定機器では検査が著しく困難であったり、時間がかかったりするケースが多いです。
【汎用的な測定機器では検査が難しい箇所】
・ミクロン単位の寸法公差 ・特定の形状にならった測定
・隙間の測定
・特殊な形状をした測定物や数が非常に多い測定物
・測定部がズレている場所 ・斜め穴の位置
・深い穴の径
しかし、お客様の製品・部品に最適化された測定ゲージ・検査治具を利用すれば、以上のような箇所も経験がない人でも高い精度で検査できるようになります。
製品・部品の品質検査の時間を短縮できる
製品・部品の量産時の品質検査に、測定ゲージ・検査治具を使用すればセットするだけで合否判定ができ、ノギスやマイクロメーターを使って検査をするよりも大幅にチェックの時間が短縮されます。
また、三次元測定機のように品質検査のたびに生産ラインを停止する必要もありません。
測定ゲージ・検査治具の導入による品質検査のスピードアップ・効率化は、製品の納期短縮や無駄な人件費の抑制、社員への負担軽減など、さまざまな恩恵をもたらします。
熟練していない社員でも簡単に品質検査ができるようになる
汎用的な測定機器を使った検査では、正確かつスピーディに合否を判定するには、一定の知識・技術・経験が必要になります。
そのため、検査に携わる社員を増やそうとしても、まずは育成に多大な時間を要してしまうのがネックです。
一方、測定ゲージ・検査治具を使用すれば製品をセットするだけで合否判定ができるので、長期間の技術育成期間を経なくても、誰でも簡単に品質検査ができるようになります。
そのため、人的リソースをより柔軟に使えるようになり、社員教育のコストも削減できます。
精度が向上し、不良品の見逃しを抑制できる
ノギスやマイクロメーターなどの汎用的な測定器は作業員のスキルによって、精度がバラつきやすいという欠点があります。
そのため不良品の見逃しが発生しやすく、生産工程の後戻りのリスクが高くなります。
最悪の場合、不良品がそのまま出荷されるという事態も発生しかねないのです。
測定ゲージ・検査治具を導入することで、作業員の習熟度や集中力に依存せず、常に一定の精度で品質検査が可能になります。
他の工場・外注先・海外工場の品質管理も簡便化される
製品の製造において、複数の工場で部品生産を分散させているケースは非常に多いです。
あるいは、部品生産を外注したり海外工場に委託したりしている会社も珍しくありません。
このように複数の工場で生産を分担させている場合にネックとなるのが、品質管理の統一性の維持です。
それぞれの工場でバラバラな検査器具・検査方法を採用していては、各部品の精度も一定に保たれず、組み付け時のトラブルが多発してしまいます。
かといって、外注先や海外工場に対しても、品質管理についてのコンセンサスを高いレベルで維持するのも非常に難しく、大変です。
このようなシチュエーションでも、測定ゲージ・検査治具が大きな役割を果たします。
測定ゲージ・検査治具を他の地方の工場・外注先・海外工場に提供して、それをもとに品質検査をしてもらえば、容易にクオリティを一定に保てるからです。
外注先や海外工場に、自社の品質検査のノウハウを一から教え込むよりもはるかに短期間で労力をかけずに目的を達成できます。
中央測範の精密測定ゲージ・治具・検査治具の特長
中央測範では、お客様のご希望・ご要望をしっかりと反映させた精密測定ゲージ・検査治具を製作・特注いたします。
検査技能者ではない初心者でも使いやすい設計
中央測範では、単純に精度の高さのみを目指すのではなく、知識・経験が少ない方でも簡単に使える精密測定ゲージ・検査治具を製作するように心がけています。
どんなに仕上がりがきれいで精度が高い測定ゲージ・検査治具でも、使い方が難しく綿密なレクチャーが必須である状態では、生産性の向上にはつながらず役割を果たせません。
中央測範はお客様の使用状況・環境をしっかりと想定したうえで、初心者でも直感的に使える測定ゲージ・治具・検査治具を製作します。
実際、弊社が製作した測定ゲージは機能立ち合い時などに「こんな風に測れるんだ! 凄い!」とのお声をメーカー様より多数頂戴しております。
「熟練した検査技能者以外にも品質検査の業務を任せたい」とのご要望をお持ちの方は、ぜひ一度、中央測範までお気軽にご相談ください。
複数の部品を組み付けて作るゲージでも、ミクロン単位の精度を保証
複雑な形状の部品や複数の項目を測定するゲージでは、高い精度を維持することが一般的に困難です。
しかし、中央測範では極めて厳密な精度が求められる自動車部品用の精密測定ゲージを数多く製作してきた実績を活かし、ミクロン単位の高い精度を実現します。
小さな部品あるいは大きな部品であっても、それぞれに最適化された精密測定ゲージをご提供します。
また、刻印、テプラは女性社員がおこなっているため、測定ゲージの細かな部分の仕上がりも丁寧です。
経年劣化を最小限に抑え、長期間利用できる
他の汎用測定機器と比較しても優れた精度を実現できる測定ゲージ・検査治具ですが、何度も検査に用いることで部品との接触面が摩耗したり、錆びが生じたりすることで経年劣化すれば精度を維持することが難しくなります。
そこで中央測範では焼き入れ、スーパーサブゼロ処理を施した長寿命な測定ゲージ・治具・検査治具をお客様に提供しております。
このため補充・交換のコストが少なくなり、ロングスパンで見たときの費用を節減できます。
測定ゲージ・治具・検査治具の補充・交換にも迅速に対応
中央測範の測定ゲージ・治具・検査治具は長寿命な特性を持ちますが、それでも長い期間検査に利用しつづけていると、少しずつ摩耗・経年劣化していきます。
そんなときもお気軽に弊社までご相談ください。
弊社では測定ゲージ・検査治具の製作時の図面を保管しておりますので、交換・補充が必要になった際にも迅速に対応いたします。
精密測定ゲージ・治具・検査治具の特注製作なら、まずは中央測範へお気軽にご連絡ください!
ここまでご説明してきたように優れた測定ゲージ・検査治具を活用すれば、品質管理を大幅に効率化して、生産性を飛躍的に高められます。
生産性の向上は納期の短縮や作業員の負担軽減、無駄な人件費の抑制にも直結します。
「この箇所で精度を求められているんだけど、測定方法がわからない」という場合もお気軽にご連絡いただいて結構です。お客様のお困りごとを詳しくヒアリングしたのちに、構想図を作成します。
測定ゲージ・治具・検査治具の特注製作について、まずは以下のお電話番号かメールフォームからお気軽にご相談ください。
TEL:0568-22-1717
FAX:0568-24-0469
営業時間 9:00~16:45
FAX:0568-24-0469
営業時間 9:00~16:45